❶ロシアは準備・想定不足により、電撃戦に失敗してしまった。→長期化
❷各国が落としどころを模索中。アメリカはロシアに敗北感を与えたいが・・・
❸中国の動きに注目。今回のロシアを見て台湾侵略を早めるのか。遅くとも「6年以内」。
授業コラム
ロシア、ウクライナ、中国、日本、、、そしてprogress。
「権力」と「権威」。
本コラムを読み終えた時、あなたは混同して使われがちなこの2つの言葉の違いを説明できるようになっているだろう。
そして、『ウクライナ戦争の現状と今後』の授業を観たいという気持ちになると同時に、これからもprogressの一員としてあっちゃんについていきたいと思っていることだろう。
あっちゃんがprogress内の仕組みをどんどん整えてくださっている今だからこそ皆様に読んでもらいたい、そんなコラムを書いたつもりだ。最後まで読み進めていただけると幸いである。ではさっそく、本題に移っていこう。
2月にロシアがウクライナへの侵攻を始めてから早7か月。誰もが一度は、次のように思ったことがあるのではないだろうか。
“ウクライナ人はもちろんだけど、ロシア人もプーチンの独裁の下で戦争に巻き込まれてかわいそう。日本は平和でよかった。”と。
授業を受けるまで、僕もそう思っていた。なぜロシアの方は、自国が他国を侵略しているという現状に対する不満の声をあげないのだろうか。なぜこれほどまでに戦争が長期化してしまったのか。なぜプーチンが大統領であり続けることができるのだろうか。不思議で仕方がなかった。
仮に日本が岸田首相主導の下、いきなり隣国に攻め入ろうものなら、国民の大半が声を大にして「戦争反対!」と叫ぶであろうことは容易に想像がつくからだ。どうしてロシアではそうならないのだろうか。
この問題を考えるうえで重要な概念となってくるのが、冒頭で述べた「権力」と「権威」である。日本人の言う”ロシア人かわいそう”という感情は、「プーチンはロシアの国民に対して一方的に独裁政治を行い、『権力』を振りかざしている」という仮説を前提にしているのだ。
すなわち、「権力」とは、国家が一方的に国民を服従させることをいう。国民の意思とは関係なく、国家が強制力を持つことになろう。
これに対して「権威」とは、国民に対して影響力を行使できる力であるという点では「権力」と同じだが、それは決して一方的なものではなく、その影響力の保持が国民によって正当化されているものをいう。
少々難しい言葉を使ったが、簡潔に述べると、「権力」は支配する側が独断で生み出したもの、「権威」は支配される側が納得して生み出されたものであるといえよう。
さて、話を戻そう。なぜプーチンの独裁は終わらないのか。答えは至ってシンプルだ。ロシア国民は、プーチンが大統領の座に居続けることを「権威」として正当化しているからである。
授業の中でも、ロシア人の国民性について触れられていた。ナポレオンやヒトラーといった強敵に攻められ続けてきたロシアという国家のトップには、「戦争で勝てる大統領」がふさわしい。国民はそう考えているのだ。だからノーベル平和賞を受賞して世界的な評価も高いゴルバチョフよりも、独裁政治で有名なスターリンの方が人気がある。そう、戦争に勝てるから。強いソ連を取り戻せるから。
これは日本人にはあまりない感覚だろう。だからこそ、日本人の僕たちから見たら「権力」に見えるプーチンの独裁も、ロシア人からしたら「権威」なのだ。
より話をわかりやすくするために、ロシアと日本、そしてprogressというコミュニティを比較して考えてみたい。
ロシアや中国では、プーチンや習近平という絶対的なワントップが存在し、基本的にその政権に批判的なことを公の場で口にすることは許されないだろう。そして日本に住む僕たちは、そういった国の在り方を受け入れがたく感じることも少なくない。
逆に日本は、そういった国に比べて、比較的政治的言論には寛容な方だと思う。もっと言えば、それが当たり前だと思って生きてきたのではないか。
では、progressはどうだろうか。progressというコミュニティは、中田敦彦という船長が全身全霊で船を漕いで次の島を目指してくれることで、前に進んでいるコミュニティである。つまり、中田敦彦が全ての決定権を持つワントップ体制だ。この点ではどちらかというとロシアや中国と共通しているといえるだろう。
しかし我々は、ロシアや中国の政治の仕組みに疑問を抱くことはあれど、progressの根本システム自体を不満に思うことはない。同じワントップ体制なのに、何が違うのだろうか。
結論、僕たちはロシアや中国のトップのことは「権力」だと思っているのに対し、中田敦彦のことは「権威」として認識しているのだ。むしろ最大限のリスペクト、感謝の気持ちを抱いている。
そしてそれは、自ら中田敦彦についていくと決めてついていってるからこそ出てくる感情だろう。ロシア国民が、「強いソ連を取り戻したいと自ら思い、その願いを叶えてくれるリーダーとして最適なのはプーチンだと信じている」のと同様、僕たちも、「自分の人生を最も豊かにするのは、中田敦彦についていくことだと信じている」のだ。
影響力・強制力というものはなくならないし、なくなる必要はないと思う。でもどういう人生を選ぶか、誰についていくのか。どうすれば「権力」に屈せず、自ら選んだ「権威」と共に人生を歩めるのか。そういったことを自分で決められるよう、強さと教養を持っておきたい。
そしてそれを学べるのも、progressという環境だと僕は信じている。HR、授業、トークチャンネル。毎日コツコツ楽しく聴くことで、自分の中でも成長を感じられている。
断言しよう。
これ以上の参考書はない。
誓おう。
中田敦彦に、ついていく。
本日の担当:谷舖雄大
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