4:34〜 失敗の痛み
舞台版XENOの脚本を、毎日一話ずつ書くという通常ではない経験をしている。中田は何でもできてしまいそうな雰囲気がある。その実際は、失敗を繰り返しながら前に進んでいる。中田にとっても、失敗は辛い。失敗の度、ダメージを喰らっている。そのダメージがあるからこそ、違うタイミングで乗り越えようとするのだ。
幼少期、ピアノを習っていたが、てんで分からず、ずっと習っていたフリをしていた。そんな中、ピアノ発表会があり、多くの人の前でただ呆然としていた記憶がある。自分にとって音楽は縁遠いものだとしていたが、芸人になり、歌うま王座に出場し、優勝する。中田のダンスが評価され、RADIO FISHへと繋がっていった。
このフィクションづくりも、かつての失敗や挫折感を経て今がある今回中田が乗り越えたい壁は、”完結させること”だ。誰もが着想を得ることはあれど、それを完結させる人は少ない。それほどまでにフィクションをまとめるというのはしんどい作業だ。だからこそ、挑戦したいのだ。

17:13〜 悪の描き方
・宮殿内の群像劇を描くことで、皇帝側の人間も悪い人ではないのではという空気感が出てきている。物語が成立するには、敵が圧倒的に悪という描き方が求められてくる。そうなると、皇帝ゼノも悪役に徹する必要がある。男女間のエピソードも既に多いので、ゼノは妻が亡くなって変わったのではなく、息子が亡くなったことで変貌したという設定にする。そこで悪の存在として、やはり死神モルスを登場させるべきではと思っている。
中田としては、ただの悪者を描きたいというわけではない。人は権力を持てば、簡単におかしくなってしまう力を手にした人間はその”黒い自分”との戦いが待っている。なのでゼノが死者の声を聞くということではなく、ソレイユは頂上の存在であり、常に”転生”しながら、悪の存在を封じるという展開にしたい。

28:18〜 第二幕第四場
・精霊教会でオリビアザフィーロが会話している。ソレイユは眠りについていて、かつてのザフィーロの姿が、オリビアの口から語られる。ザフィーロは戦争ビジネスから足を洗おうという思いを吐露する。
そんな中、教会にクラヴィスがやって来る。ザフィーロとクラヴィスが剣を抜き、緊張が走る。鍔迫り合いになり、ザフィーロは追い詰められるも、そこにノエルが駆けつける。ノエルはゼノのやり方に異議を唱えながら、クラヴィスと対峙する。
ところが、その隙にロレッタソレイユを捕縛されてしまう。クラヴィスは身を挺しながらノエル、ザフィーロの猛攻を防ぐ。クラヴィスは倒れてしまうも、ロレッタはその場を後にする。ノエルたちの抵抗虚しく、ソレイユは皇帝側に奪われてしまうのであった。

43:02〜 カッコいいこと
・この物語でやりたいのは、とにかくカッコいいものを作りたいということだ。リアルを追求するより、カッコよさを重視したほうが、大衆は受け入れやすい。XENOにおいても、衣装セットをカッコいいものにしたい。そもそもXENOのカードも、元となったラブレターをカッコいいデザインにしたいというところから着想を得た。この”カッコつける”ということが大切であり、そのためにもXENOは適切な題材だ。

53:11〜 恐怖の描き方
・キャラクターを怖さを表現する方法として、”味方殺し”がある。それにより、悪役をより極悪なものと描くことができる。ゼノの残虐性を見せることで、ロレッタは「あれはゼノではない」と思うようになり、その先の展開に繋がる。その要素もどこかに組み込んでいきたい。

1:22:44〜 物語の詳細設定
物語は、自分が満足いくことではなく、周りが納得する形にすることも大切な側面だ。ロレッタも孤児でありながら、なぜ才女になれたのか、そのエピソードも具体的に描くことで、物語に厚みが出る。ゼノが名君だった頃と暴君になった悲劇も、エピソードを通じて上手く表現したい。

1:30:59〜 しゃべくり007
・収録で授業をしてほしいと言われ、最初は嫌気が差したが、せっかくなのでやってみようと思う。「テレビへの提案」をテーマに、これからの時代のテレビの在り方についてプレゼンしたい。テレビに対して外にいる人間が、テレビでやれたら、それはそれでおもしろいだろう。テレビ収録を打ち合わせなく本番ぶっつけでやれるのか、また新しい挑戦を試してみたい。

 

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HRコラム

担当:松永亜澄

今日も、着実に、一歩進む。

第2幕の第4場を書き上げ、今日もあっちゃんの「やりたい」というあたたかい炎と、笑いに溢れたエネルギッシュなHRでした!

中田は自身ありげだし、何でも余裕にできそうな雰囲気がある。だけどそんなことはなくて、失敗や挫折、前言撤回を繰り返して進んでいる。
俺の中で前言撤回や失敗が辛くないかというと、めちゃくちゃ辛い。なぜかというと、本気でやっているから。

「本気でやっているから」
私には、この言葉が、すごく刺さりました。

失敗が悔しくなかったり、次に繋がらなかったなぁと感じる時、「本気でやった!」と言い切れない自分を感じることが多かったからです。

本気でやっているから、全てが前に進む力になるし、前言撤回だって受け入れられる。

「だめだった」「でも諦めたくない」「なんか乗り越えたい」そうやって螺旋階段を上がっていく。

外から結果だけを見ると、何でもできるスーパーマンだったあっちゃん。
progressに入って、私はその内側にある葛藤や挫折、そこから気力も体力も全てを使って、何度でも這い上がるあっちゃんを知りました。

これまでにも数度、フィクションを作ることに挑戦し、だけどその度様々な壁にぶつかり、完結までいくことができなかったそうです。

あっちゃんの、自分の信念をこめた物語を作りたいという思い、今度こそそれを書き切るという挑戦、最後まで応援し、見届けたいですね!

progressメンバーへの沢山の参加じろも用意してくれているので、ぜひ自分の「得意」や「やりたい」を、気軽に発信して、皆でお祭りを楽しんでいきましょう!

 

 

HRグラレコメモ

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あつまれ!あっちゃんの森

前回、沢山のストーリー投票をありがとうございました!
ただいま続きを製作中です🏝本日中にアップいたします✨ 今週のprogress1週間まとめにアップいたします🙏
前回のお話(第1話)はコチラから

 

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