【HR】2/18（土）TikTok作戦会議　〜現代の二種競技を制覇する〜

3:34〜お知らせ
・ビギナーガイダンス配信は、2/20(月)21:00〜を予定していたが、同日は授業を行うので変更してもらうことにする。続報は、生徒会メンバーからのお知らせを待っていてほしい。
・昨日はメタライフで役職メンバー4名ほどと話してみた。副委員長や放送室企画&OBSも含めて役職メンバーだ。相談や話したいことがある方は、HR後20分ほど滞在している中田に話しかけてみてほしい。次期役職への立候補も期待している。
・金曜Nightの今川久瑠美さんが行っている『アナザーXENO』プロジェクトは、舞台版XENO本編に出られなかった方にもチャンスを与える非常に良い企画だ。とはいえ、公式に近い企画になってきているので、中田もキャスティングや脚本決定に関わるようにしていきたい。

16:17〜 TikTok戦略
・昨日投稿した『Green Green Grass』の動画は、半ズボンで足を大きく上げるという見どころがラストに来る。開始2秒で掴まなければならないTikTokカルチャーからすると、視聴維持率に不安があったが、やはり予想通りアニメダンスの方が初速がよかった。
・これまでは、「キレキレ」というコメントが多かったが、「かわいい」というコメントも増えてきた。具体的に何かは言わないがすごく良いという時に、人は「かわいい」と言うようだ。
・TikTokをやっている中田の姿を見て、娘も出たいと言ってくれた。妻と相談したところ、サングラスをかけていればOKなのではという話になったので、昨日本気で撮影してみた。なかなかよい形になったので、数日中に公開する。
・娘が踊れるくらいの年齢になっていて、かつ父親側がTikTokをやっているというプレイヤーは珍しいと思う。ここにニーズがあるのか探っていきたい。
・”ミルクで乾杯〜”でお馴染みの『ぱぴぷぺPOP!』も撮影してみたが、これは中田の”かわいい”がどこまで求められるのかを把握するための実験だ。動きや振付けという話ではなく、顔周りのぶりっ子的な表現で惹きつける動画でもニーズがあるのか、楽しみだ。
・これからの時代、YouTubeとTikTokがバチバチにぶつかり合うというよりは、相互に補完し合う形になるだろう。YouTubeは30代以降、TikTokは10代〜20代がメインターゲットだ。だからこそ、YouTubeでは長尺動画で教養系の動画を流し、TikTokではショート動画で踊る。しゃべりとダンスが武器の中田にとっては、相当なアドバンテージがあるだろう。中田の得意なものが、メジャー競技化している。
・松本人志さんのすごいところは、お笑いを三種競技にしたところだ。ネタ、大喜利、漫談。松本さん自身が得意なこの3つを、お笑いのメイン競技だというムーブを作ることで、長期政権を築くことに成功したのだろう。
・今後、ショート動画と長尺動画の採点基準は変わってくるはずだ。ショート動画は再生回数が大切になってくるのに対し、長尺動画は視聴時間が長い方が、広告を見せられる回数が多くなるため、評価される。
・テレビでは、かまいたちの濱家さんと乃木坂の生田絵梨花さんのダンス動画がTikTokでバズっているのを恥ずかしいとイジっている。この感覚である限り、芸人はTikTokに進出しづらい。
・価値観や正義に絶対はない。時代によって変わるものだ。だからこそ、時代が変わる可能性を感じたら両方にコインを置いておくというマインドも大切にしなければならない。時代にフィットさせつつ、自分の武器がフォーカスされる時代が来るのを待つというのが正解なのかもしれないと感じた。
・自分が若手の頃から、テレビではなくYouTubeやTikTokがメインカルチャーだったらよかったなと思うこともある。だが家族がいて、落ち着いている今だからこそ、調子に乗らず安定して成功できるのかもしれない。これこそが運命だ。
・次の来日時に、かわいらしいTikTok仕様のアイコン写真を撮影し、かつ映える場所でスーツで踊るというのもやってみたいと思う。また、『PERFECT HUMAN』を踊ってほしいというニーズも一定数あるので、それもやってみたい。

▼ XENO 脚本及び設定資料まとめはこちら

progress今週の日程(2/13~2/19)はこちら

HRコラム

担当：髙橋良平

今日のHRでは、なんと言ってもTikTokの作戦会議が盛り上がりました！

よりバズるために、より可愛く見せるためにはどうするか？そんなことをコメント欄も一緒になって真剣に考える。それがおもしろくて笑いの絶えないHRになったので、ぜひアーカイブをご覧ください。

「あっちゃんの分析力」を分析してみた

そんな中、僕がおもしろいと思ったのは、あっちゃんの圧倒的な分析力でした。あっちゃんは、いくつもの違った視点での分析を組み合わせることで作戦の精度を上げてるように思えたんです…！

視点01_プラットフォーム

TikTokは短尺の動画を次々と見せるプラットフォーム。だからこそ一瞬で視聴者の欲求を満たしてドーパミンを与えるような動画が強い。収益を上げるのはライブでのスーパーチャット。ショート動画はライブを見てもらうための広告として機能する。

視点02_ユーザー

TikTokのユーザーは、若者で寂しさを埋めたい気持ちを持っている。遠い存在よりは、部屋で一生懸命元気に踊っているような身近な存在。そして自分の欲求を満たす「可愛い」を提供してくれる人。

視点03_動画の構成

プラットフォームとユーザーの特性を理解した上で、動画の構成を決める。まずは開始2秒でユーザーの欲求を満たすことでスワイプさせない。そこからは視聴をやめさせないための工夫が必要。具体的には「可愛い仕草・顔のアップ・ダンスでどこを強調するか・ファッション」などの要素を効果的に組み込む。

闇雲に思いついた分析を重ねるのではなく、大きな視点から小さな視点に向かって、具体的な行動を絞り込むように進んでるようにも見えます。

あっちゃんのような分析をするには

まず必要なのは圧倒的な情報量だと思いました。たくさんの動画を見て、グッと来たものをリストアップしていく。次に、その中からヒットの法則性を見つけて取り入れる。なんとなくマネするのではなく、あくまで「法則」をトレースして自分の動画に取り入れることが重要です。

このやり方には「他の分野で成功した知見をそのまま活かそう」と言った近道は通用しません。まずフラットな目で自分が何にグっと来たかに向き合う謙虚さが必要だと思いました。

以上が僕なりのあっちゃんの分析です。

あっちゃんがTikTokを始めて10日ほど。動画はすでに数百万再生を連発しています。そのとんでもない最前線の手法がリアルタイムで見れる。しかもHRのコメント欄やZoomで一緒に大笑いしながら参加できる。

progressはすごい場所だなと改めて感じたHRでした…！

ショートで観るHRの言葉

何かやってくれ。何か見せてくれ。一人でぼーっと生きないでくれ。祭りに参加してくれ。下手でもいいから何か表現して欲しい。どこかに居場所が見つかる気がする。やりたいことを宣言して立ち向かっていく中で、自分でも想定してなかった居場所が見つかる可能性が高いからね。俺と見つけに行きましょうよ。もっとオモシロイ場所に、きっと辿り着けるはずだ。